• 越後湯沢の温泉宿「HATAGO井仙」「ryugon」で提供している雪国の恵みをお届けします。
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2023/01/10 14:08



ざくざくとしたワイルドな木の実の下には森のリキュールが香るパウンドケーキ。魚沼の自然を包んだ「ryugonのもり」です。




一口目。カリッと木の実が砕けたあとに、ふわり、ほのかに、森が香る。「ryugonのもり」という名前のパウンドケーキだ。

古民家ホテル ryugonの庭は、小さな森に続いている。森は坂戸山に続き、魚沼の大きな自然の一端を成す。「ちょっと特別感のある手土産を」と始まったパウンドケーキに、この森のリキュールを使ってみたらどうだろう。「土地のものを使いたかった」とHATAGO井仙の専属パティシエ、志田憲一さんは話す。




ryugonでは、すぐそばの森に生えているクロモジ、タムシバでリキュールを作っている。これを使ったシロップを、生地の表面に塗ることにした。生地は、リキュールの香りを引き立てるためにごくシンプルに。和三盆、ドイツのホワイトチョコ。井仙スイーツの基本である「いいもの」を選び、練り込んだ。

スタッフがryugonの庭の続きにある森に入り、採取した枝を使ったリキュールをシロップにして生地に塗り、アーモンド、クルミ、ピスタチオなどの木の実をトッピング。





 

細長い枝のようでありながら、ずっしりとしたケーキ。ぎゅっと詰まった重さがある。しかし、味はくどくない。ほっとするやさしい味わい。これも、井仙スイーツの基本だ。魚沼の森の爽やかな空気、木々の香り。森の気配を持ち帰ってみよう。だれかにプレゼントしてみよう。



1本2,400円。トッピングは季節ごとに変わる。賞味期限は2週間。んまや本店(越後湯澤HATAGO井仙1階)とryugon売店のほか、んまやオンラインでも手に入る。ryugonの森から連想された絵本『もりをまねく』とこの絵をモチーフにしたパッケージ。





んまや

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